行政のオンライン申請サービス
公的な手続きを行政の窓口ではなく、オンラインで申請できるようになってきました。
大きなメリットとしては、まず24時間いつでもどこでも申請が可能なことです。役所に行く必要がなく、時間と交通費を節約できます。もちろん、紙の使用を減らすという環境の視点もあります。
デメリットとしては、高齢者やオンラインの手続きに不慣れな人にとっては、操作的にオンライン申請が難しい場合があります。また、個人情報がオンラインでやり取りされるため、セキュリティ対策が不十分だと情報漏洩のリスクが出てきます。システム障害が起こると申請が遅れる可能性も出てきます。
相続手続では、どれくらいオンライン申請ができるのか。自治体によって違ってくるようですが、松戸市の場合は「松戸市オンライン申請システム」(2025年1月16日時点)を利用することになりますが、以下の2つのサービスが可能になっています。
国民健康保険葬祭費申請手続き
◆概要
国民健康保険の被保険者が亡くなったとき、葬儀を行った人(喪主)に「葬祭費」が支給されます。
なお、葬儀を行った日の翌日から2年を経過すると、時効により申請できなくなりますのでご注意ください。
オンライン申請では、申請人(喪主)以外の口座へ振込できません。 申請人(喪主)以外の口座に振り込む場合は委任状が必要になります。 市役所・支所の窓口または郵送でご申請ください。
固定資産税・都市計画税 現所有者申告
◆概要
松戸市内に固定資産(土地・家屋)を所有している方が死亡した際、その方の法定相続人や受贈者等に当たる方は提出願います。
◆対象者
死亡された固定資産所有者の法定相続人や受贈者等に当たる方
◆申請期限
「現所有者(法定相続人、受贈者等)」であることを知った日の翌日から3か月を経過した日まで
◆注意事項
正当な理由なく現所有者申告書を提出されない場合は、地方税法第386条及び松戸市市税条例第96条の規定により、10万円以下の過料を科されることがありますので、ご注意ください。
行政への死亡後の主な申請手続きには、死亡後すぐに行う手続き(葬儀屋が代理するのが一般的)としては、【死亡届の提出】【埋火葬許可証の交付申請】、死亡後2週間以内に行う手続きとしては【健康保険証の返却】【年金受給権者死亡届の提出】【世帯主変更届の提出】があります。他にも【公共料金の名義変更】【クレジットカードの解約】【運転免許証の返納】
などがあります。こうした手続きがオンラインで出来るようになるかもしれません。
とはいえ、相続手続は簡単にいくとは限りません。時間も手間をかかることがあります。なんだか心配だなと思うことがあるようでしたら、まずは専門家にご相談を。行政書士はあなたの街の頼れるかかりつけ法律家です。お気軽にお声掛けください。